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2005年06月17日

6.24 英国グレンイーグルスG8サミット直前シンポジウム

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■英国グレンイーグルスG8サミット直前シンポジウム
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◇南アフリカ共和国のHIV陽性者のアクティヴィスト
 ググ・ヂャミニさんが語るアフリカの現実

◇エイズ・結核・マラリア三大感染症との闘い:
 私たちに何ができるのか?

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○日 時:6月24日(金) 午後5時30分〜8時30分
○場 所:大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス
    2F大研修室
・住 所:東京都港区麻布台1-11-15
・行き方:東京メトロ日比谷線「神谷町」駅E1出口下車徒歩3分
・地 図:http://kenshu.e-joho.com/azabudai/map.html
○参加費:500円(資料代)
○申 込:参加される方は、本メール末尾の「参加申込票」に所定の事項をご記入の上、アフリカ日本協議会(info@ajf.gr.jp宛ご返信下さい。

●ググ・ヂャミニさん、25歳。南アフリカの貧困のなかで、14歳のときに性暴力によりHIVに感染した彼女は、いま、地域のHIV陽性者グループのリーダーとして、エイズ・結核など感染症との闘いの最前線にたっています。

●エイズ・結核などの感染症による「世界の危機」が叫ばれてから数年。感染症を取り巻く現実は深刻さを増しています。HIVとともに生きる人々は世界全体で4000万人。アフリカだけでなく、全世界で感染が拡大しています。

●アフリカで、アジアで、旧ソ連圏で……人々は感染症との闘いに立ち上がっています。予防、ケア、治療、アドボカシー……しかし、足りないものがあります。最低限の医療保健施設、医療従事者、治療薬へのアクセス。そして、感染症と闘う国際社会の断固たる意志です。

●感染症との闘いに、日本は、私たちは何ができるのでしょうか。7月のG8サミット、9月の国連ミレニアム+5サミットに向けて、市民社会としてメッセージを発していきたいと思います。

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○主 催:(特活)アフリカ日本協議会、
     「ほっとけない、世界のまずしさ」キャンペーン
     日本リザルツ
○連絡先:(特活)アフリカ日本協議会(担当:稲場)
・東京都台東区東上野1-20-6丸幸ビル2F
・電話 03-3834-6902、FAX:03-3834-6903
・ウェブ http://www.ajf.gr.jp
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■パネリスト
○ググ・ヂャミニ氏(南アフリカ共和国、イググレツ・サポート・グループ・ディレクター、「治療行動キャンペーン」ハウテン州執行委員)
○小野崎郁史氏(結核予防会結核研究所国際協力部副部長)
○稲場雅紀氏((特活)アフリカ日本協議会、世界エイズ・結核・マラリア対策基金第9回・10回理事会先進国NGO代表団メンバー)、他 交渉中。

■モデレーター
○林 達雄氏((特活)アフリカ日本協議会 代表理事)

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■参加申込票<info@ajf.gr.jpまで>
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○お名前
○ご所属(あれば)
○ご連絡先(メール)
○ご連絡先(携帯など)
○コメント

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【参考】本シンポジウム特別ゲスト ググ・ヂャミニさん紹介新聞記事
(2003年7月7日付 毎日新聞夕刊記事)

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[エイズ最前線]南アフリカからの報告
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1 レイプ感染の母子再起
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 「エイズであることを隠さないで」「頑張って前向きに生きましょう」。3畳ほどの部屋からググ・ドラミニさん(23)の朗らかな声が聞こえる。相談に訪れたHIV(エイズウイルス)感染者の心がなごんでいく……。

 ググさんは小学3年生の長女ルンギレちゃん(8)とヨハネスブルク郊外で月額4000円の部屋を借り、一つのベッドで身を寄せ合って暮らす。枕もとの作りかけの赤いビーズ細工はエイズ撲滅のPRバッジだ。

 エイズ相談のほか、自身の悲惨な体験と克服の過程を語る講演の謝礼を生活費にしている。

 ググさんは14歳の時、ヨハネスブルク郊外で3人組の男にレイプされ、銃弾を2発浴びた。1発は頭部にめり込み、1発は耳たぶをかすめた。

 ひん死の重傷を負い、HIVに感染した。「1年以内に死ぬ可能性がある」と言われ、レイプによる妊娠で生まれたルンギレちゃんも「HIV陽性」と宣告された。

 父親は87年に強盗に射殺され、唯一の身内だった母親も心労が重なり、事件の2年後に心臓発作で亡くなった。

 絶望と恐怖に震える日々が続いた。それでも、再び立ち上がる力が残っていた。「神様に私は生かされている。同じ境遇の人々を助けることが私に与えられた役目」。そう決意した彼女は感染者のカウンセリングを始めた。

 悲しい出来事にも接する。頻繁に相談に乗ってあげた女性感染者が最近訪ねてきた。「ググ、今までありがとう」。そう言い残して、バスで10時間かかる故郷に向かった。その翌週、彼女の訃報(ふほう)が届いた。「生まれた土地で死にたかったのね」。涙が止まらなかった。

 「エイズは一人で抱え込んではダメ」。発病の恐怖を振り払うように話すググさん。正式名「ググレツ」は黒人系言語で「誇り」を意味する。

 「おかあさん、私はお医者さんになってエイズに苦しむ人を助けたいの」。ルンギレちゃんの目が輝いた。彼女の名は「喜び」という意味だ。

 部屋の壁に花柄の便せんが張られている。ググさんが自分を励ますために書いた「ありのままの自分を愛して」という詩の一節が見えた。(了)

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投稿者 sustena : 2005年06月17日 13:30

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