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2005年06月14日

ライブ・8 ピンク・フロイドの再結成が決定、ブラーのデーモンはイベントを批判

引用−MTV music news

何ヶ月にも渡る噂を経て、ピンク・フロイドが7月2日にロンドンのハイド・パークで開催される「ライブ・8」で再結成することを明らかにした。20年以上前にバンドを脱退したベーシスト/ソングライターのロジャー・ウォーターズは、ギタリスト/シンガーのデヴィッド・ギルモア(写真)、ドラマーのニック・メイソン、キーボードのリチャード・ライトと久々にステージを共有し、アフリカの貧困問題を訴える。

ギルモアはバンドの公式サイトを通じて、「多くの人と同様に、俺はG8の首脳たちが第3世界での貧困を救済すべく、支援を増加してくれることを望んでいる」とコメントし、4人組が24年ぶりに再結成ライブを行うことを発表した。「アメリカが飢餓に苦しむ国々に、GNPのあんなにわずかな一部しか与えないなんて狂っている。このような状況下では、ロジャーとバンド間の過去のいざこざはとるに足らないことであり、再結成することがこのコンサートへの注目を集める上で助けになるのであれば、価値のあることなのだろう」。

70年代に大きな成功を収めたピンク・フロイドだが、『The Wall』や、ビルボード・アルバム・チャートに741週に渡ってランクインした『The Dark Side of the Moon』といったヒット・アルバムの影には、ウォーターズの力があった。ウォーターズは1983年にバンドを脱退し、何年にも渡り、マスコミを通じてギルモアとの泥沼劇を繰り広げた。残りのメンバーがピンク・フロイドとして活動することを禁止するよう訴訟も起こしたが、敗訴していた。ギルモア率いるピンク・フロイドは1994年以来ライブ活動を行っていない。

1985年に開催された「ライブ・エイド」では、故ジョン・ボーナムの代わりにフィル・コリンズがドラマーを務めたレッド・ツェッペリンの再結成が話題を集めた。

また、グリーン・デイがベルリンでのライブ・8への参加を公式サイトで発表した。ベルリン公演には他に、ブライアン・ウィルソン、クロスビー・スティルズ&ナッシュ、ローリン・ヒル、A-HAの出演が決定している。

2組のバンドの出演が決定した一方で、ゴリラズとブラーのリーダー、デーモン・アルバーンは参加する気がないようだ。BBCラジオによれば、現地時間の10日、デーモンはラインアップを「バカみたいにアングロ・サクソンだらけ」と批判したとのこと。「人々のためにパーティーを開くなら、彼らに対してドアを閉めるなよ――アフリカ差別を永続させるだけだ」。

ライブ・8のスポークスパーソンはこれに反論し、BBCニュースに対して、主催者側はワールド・ミュージックのファンだけのためのコンサートにしたくないと述べた。「ボブ・ゲルドフの目的は、スタジアムやアリーナを埋め尽くすほどたくさんのお客さんを集められるヘッドライナーをラインアップすることでした」と彼は語っている。現時点でロンドン公演に決定している黒人アーティストは、UKのラッパー、ミズ・ダイナマイトと、スヌープ・ドッグ、ユッスー・ンドゥールのみ。

スポークスパーソンは「大規模のアフリカ系イベント」も計画中だと述べたが、確定はしていない。

投稿者 sustena : 2005年06月14日 21:17

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