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2005年05月12日
銀総裁人事、米国内外で賛否両論
【ワシントン=小竹洋之】ブッシュ米大統領が16日、新保守主義派(ネオコン)のウルフォウィッツ米国防副長官を世界銀行の次期総裁に擁立したことで、米国内外に波紋が広がっている。
米政府や米共和党幹部は一様に歓迎しているが、米民主党は反発。欧州や非政府組織(NGO)の一部も不快感を表明した。今後の米欧関係などに禍根を残しそうだ。
ブッシュ大統領は「ウルフォウィッツ氏は熟達した外交官。寛大、公平で、世銀を統率するだけの豊富な経験がある」と称賛。ウルフォウィッツ氏は記者団に「世界の公僕としてすべての意見に耳を傾ける責任がある」と語った。
米国内ではスノー財務長官や国際通貨基金(IMF)のラト専務理事が歓迎の談話を相次ぎ発表し、共和党のルーガー上院外交委員長も支持を表明した。ただ、民主党のケリー上院議員は「同盟国との関係を修復するというブッシュ政権の言葉はリップサービスだ」と強く批判している。
投稿者 sustena : 2005年05月12日 01:36
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